西武HD、ホテル業の営業収益は1992億9000万円−連結純利益は435億8100万円

  • 2007年6月1日
 西武ホールディングスの平成19年3月期(平成18年4月1日〜平成19年3月31日)の連結決算のうち、プリンスホテルを含むレジャー・サービス業全体の営業収益は3209億1300万円、営業利益は86億5200万円であった。ホテル業全体の営業収益は1992億9000万円。株式会社プリンスホテル単体の営業収益は1975億円で、営業利益は32億円を計上したが、経常損失40億円、純損失124億円となった。連結決算では、売上高が6905億1200万円、営業利益が403億1300万円、経常利益が216億3600万円で、純利益は432億8100万円であった。

 来期はレジャー・サービス事業での一部不採算事務所の譲渡や閉鎖の実施なども予定し、連結ベースで営業収益が0.9%減の6840億円、営業利益は24%増の500億円、経常利益は34%増の290億円、当期純利益は15.5%増の500億円の見通し。これには、マウイプリンスホテルとマケナゴルフコースの2軒の売却予定による特別利益の計上も見込む。プリンスホテル単体では営業収益が前年比1.2%減の1952億円、営業利益が32億円、純損失20億円強と予想する。