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ANAグループ、7月から燃油サーチャージ値上げ−3ヶ月固定の申請

  • 2007年5月28日
 ANAグループは25日、7月からの国際線の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)について、値上げを国土交通省に申請した。ANAグループでは、昨年末以降のシンガポールケロシン市況の下落に合わせて燃油サーチャージ額を段階的に引き下げてきたが、2月末からの再高騰で1バレルあたり80米ドルを上回り、値上げへ踏み切る。

 また、今回の申請は利用者の理解を図るため、9月30日までの3ヶ月間固定としており、先ごろの日本航空(JL)の申請内容と同様の措置をとる。10月1日以降の燃油サーチャージ額は、8月の時点で5月から7月までのシンガポールケロシン市況価格の平均が、1バレルあたり75米ドルを下回った場合には、その平均価格に応じて値下げする。燃料サーチャージ額は下記のとおり。


▽ANAグループ、7月から9月発券分の燃油サーチャージ(方面/新運賃/現行運賃)

欧州・北米・中東/1万2000円/1万1000円
ハワイ・タイ・シンガポール・マレーシア/8700円/7700円
台湾・グアム・ベトナム/5200円/4600円
香港/1600円/1600円
中国/4100円/3600円
韓国/1700円/1400円