日本とのスタンダードの違いに「へ?」

  • 2006年4月24日
 先日出張でオーストラリアのゴールドコーストへ行く機会がありました。現地は真っ青な空にさんさんと輝く太陽。日焼け止めクリームはかかせませんでした。

ここで驚いたことがあります。現地の人に聞くと、オーストラリアの日焼け止めには「SPF30」までしかないというのです。「コンナに日差しが強いのになぜ?」と思い、ちょっと調べてみました。

 SPFはSun Protection Facor、紫外線B波というシミやソバカスの原因となる紫外線をカットする指数を示し、素肌と比べて日焼けが始まるまでの時間を何倍に延ばすことができるかという目安です。SPFは1SPFで約20分間、日焼け止め効果を継続するそうです。日本ではこの上限を決めてないそうですが、皮膚癌の発生率が世界一というオーストラリアはSPF30以上は意味がないとみなしているそうです。

 日本のスタンダードとのちょっとした違いに日本から一緒に訪れた人々と「へ〜」と素朴に関心。知人についつい、このような土産話を言いふらしてしまうのでありました。

トラベルビジョン 高原美幸