先ごろ開催された日本、ラオスの首脳会談において、観光分野での合意事項として、特に日本からラオスへの観光客の増加が盛り込まれた。日本人のラオス訪問者の増加が、相互理解の促進、ラオス発展に貢献するという考え。

　首脳会談の合意内容によると、ラオス側が日本にラオス観光促進事務所の設立することを検討すると明記し、ラオスからの「ハイレベル・ミッション」を送ることとなっている。駐日ラオス人民民主共和国大使館によると、首相直轄の観光ミッション団が来日するとの見通しを示しているが、ミッションの日程、観光促進事務所の設立などの詳細については、「本国から連絡は来ていない」としている。ただし、今後の日本人の訪問者数の増加に向けて期待を示している。