スターフライヤー、07年3月期は経常、純損益ともに赤、来期も赤字の見通し
スターフライヤー(7G)の2007年3月期(06年4月1日〜07年3月31日)の決算は、営業収入が120億8100万円、経常損失が21億6100万円で当期順損失は14億1900万円を計上した。06年3月16日の就航以来、7Gの旅客数は旧北九州空港の年間利用者の2倍以上となる68万5000人となったが、首都圏での認知不足と近隣圏からの需要の移転が当初見込みほど進まず、運航便数は当初の1日12往復24便体制を昨年11月に11往復22便に変更。当期の利用率は57.5%に留まった。
7Gでは今後、早期の黒字転換に向け、羽田/北九州線では首都圏販売、特に法人販売他体制の強化のほか、便あたり収益の向上と体制の整備、ウェブ販売の強化などに取り組む。また、新路線として羽田/関西線の開設を計画。これにより、首都圏の認知・集客力を向上させ、北九州線への還流を期待する。ただし、羽田空港の発着枠増の時期が下期になる予定であること、4号機の機材費負担が残ること、関西線の初年度の基地展開費、開発費負担などの影響で、08年3月期は営業収益で前年比32.4%増の160億円、経常損失8億円、純損失で8億2000万円となる見通しを立てる。
なお、09年度には北九州からの近距離国際線開設で国際線事業に着手する予定。2010年10月の羽田空港の4本目の滑走路完成を契機に、羽田発着、北九州発着のビジネス需要が旺盛な国内・国際線の展開、増便を行い、事業基盤の強化に努めていくとしている。
7Gでは今後、早期の黒字転換に向け、羽田/北九州線では首都圏販売、特に法人販売他体制の強化のほか、便あたり収益の向上と体制の整備、ウェブ販売の強化などに取り組む。また、新路線として羽田/関西線の開設を計画。これにより、首都圏の認知・集客力を向上させ、北九州線への還流を期待する。ただし、羽田空港の発着枠増の時期が下期になる予定であること、4号機の機材費負担が残ること、関西線の初年度の基地展開費、開発費負担などの影響で、08年3月期は営業収益で前年比32.4%増の160億円、経常損失8億円、純損失で8億2000万円となる見通しを立てる。
なお、09年度には北九州からの近距離国際線開設で国際線事業に着手する予定。2010年10月の羽田空港の4本目の滑走路完成を契機に、羽田発着、北九州発着のビジネス需要が旺盛な国内・国際線の展開、増便を行い、事業基盤の強化に努めていくとしている。