トップツアーの3月の総取扱額は前年比4.2％減の107億6379万2000円となった。海外旅行は0.6％減の38億2314万7000円、国内旅行は8.2％減の65億3938万6000円となった。

　海外旅行の団体旅行は教育旅行団体が6.9％減となったが、一般団体が16.9％増と好調で、団体合計で9.3％増となった。企画商品は自社企画商品が40％増と大幅に伸びたが、他社商品を含めた全体では、支店造成企画商品の中止や他社商品の減少で16.4％減。そのほか海外旅行はBSPが低調で、8.6％減となった。海外取扱人員は17.1％減。方面別では中国や太洋州が好調だったほか、ハワイが2月に続き大幅に減少。自社企画商品では韓国が好調であった。

　国内旅行は団体が前年比3.1％減となり、種別では一般団体が1.6％減、教育旅行団体が4.9％減となった。また、企画商品は引き続き首都圏カウンター店舗の閉鎖による影響で自社主催商品が前年比22.5％減となり、企画商品全体で18.3％の減少となった。そのほか個人旅行は手配旅行が好調だったが、航空券やJRの不振が続き前年比8.6％減であった。訪日旅行は43.2％増の2億615万8000円。