エミレーツ航空、日本にオープンスカイ要望−UAE−日本ビジネスフォーラム

  • 2007年4月27日
 エミレーツ航空(EK)インド亜大陸・インド洋地域営業担当上級副社長のナビル・スルターン氏は4月26日、「UAE−日本ビジネスフォーラム2007」の「UAEのビジネス環境と日本企業の商機」において、「日本政府がオープンスカイ協定をとれば、2国間のより多くの発展に繋がる」と語り、貨物を筆頭に旅客便においても発着枠の拡大を望んだ。スルターン氏は、ドバイ側で航空協定の発着枠を既に使い切っていることを指摘し、ドバイが今日までに成長できたのはオープンスカイ政策が奏功したと説明。「キャパシティを拡大していきたい。最低でも成田に1日1便の確保を目指している」ことを強調し、オープンスカイ政策による両国間の経済規模の拡大、観光促進に期待を示した。

 そのほか、EKの旅客数が5年以上にわたり毎年21%以上の増加を続けている好業績を報告。また、2007年の新規就航地についても触れ、ヴェニス、サンパウロ、ニューカッスル、ヒューストンの都市名をあげた。