JTB、関空2期滑走路供用開始でCクラス特化商品を設定

  • 2007年3月29日
 JTBワールドバケーションズは関西国際空港、および関西国際空港全体構想促進協議会の協賛で「関空100点満点!!関空からビジネスクラスで行く素敵な海外旅行」を昨年に引き続き設定した。これは、8月2日の2期滑走路の供用開始に向けた関空利用促進キャンペーンの旅行商品として、ビジネクラス席利用コースに特化したもの。JTBワールドバケーションズは関西発の2007年ビジネスクラス座席数は前年比7.6%増を確保しており、団塊世代の夫婦やハネムーンの顧客などを中心とした需要の増加が見込めることから、ビジネスクラス商品の強化する方針を打ち出しており、これを踏襲するもの。このうち、日本航空(JL)利用のバリ島商品は4月から6月の出発分については、06年度の実績から10倍超の申込みがあるなど、市場環境が良いという。こうした動向を踏まえ、2007年度ルックJTBの関西発ビジネスクラス利用商品の販売目標を前年比10%増とした。

 今回設定したコースは、ヨーロッパ、ハワイ、トルコ、アフリカ、アメリカ、カナダ、アジア、ニュージーランド、タヒチなどの全17コース。ツアーでは関西空港内の駐車場と関空連絡橋通行料がセットになった「とめ得」プランを昨年比で2000円割安とするなど関空との協力による特典を付けている。