トップツアーの1月の総取扱額は、前年比8.9％減の76億2197万8000円となった。海外旅行は16.7％減の21億2918万2000円、国内旅行は4.1％減の54億2460万3000円となった。

　海外旅行の団体旅行は、一般、教育旅行団体共に、昨年大型の団体を受注していたことから52.8％減の大幅減少となった。一方、企画商品は自社企画商品が前年比33.5％増と大幅な伸びを示したほか、他社商品を含めた全体では1.6％の微減となった。これは昨年3月に首都圏のカウンター店舗が閉鎖しており、この実績を考慮すると前年数値は上回っているという。その他海外旅行についても前年34.0％増と伸びた。取扱人員は団体の減少が影響して前年比51.0％減。方面別ではヨーロッパが好調だった一方、その他のエリアは前年割れとなった。なお、自社企画商品ではハワイ、韓国が好調であった。

　国内旅行は団体旅行が1.7％増と前年を上回ったほか、一般団体が0.9％増、教育旅行団体が2.5％の増加となり、前年に引続き堅調。企画商品については自社主催商品が前年比25.6％減、企画商品全体で20.3％減、その他個人旅行が5.0％減となった。訪日旅行は6.0％減の3730万9000円。