JTB、第2回交流文化賞の受賞作品を決定、最優秀に小樽の手作りイベントを選定

  • 2007年1月12日
 ジェイティービーはこのほど、第2回JTB交流文化賞で交流文化賞39作品、交流文化体験賞110作品の応募から受賞作品を決定した。

 交流文化賞最優秀賞は小樽雪あかりの路実行委員会の「歴史的遺産を活用したまちづくり〜イベント『小樽雪あかりの路』を通して〜」。樽運河や手宮線の廃線跡を利用した手作りイベントが景観保存や通年観光、市民ボランティアと観光客の交流など活動の拡大も評価された。

 交流文化体験賞最優秀賞は藤川堯子氏の「林芙美子と歩く尾道の旅」。旅行記の先駆者の林さんが滞在した尾道の情景、地元の人との交流を描きながら、自らの人生、自身の母親、林さんとそれぞれの人生も表現している点が評価された。

 JTB交流文化賞は地域の持続的な交流の創造、地域の魅力創出や活性化に寄与することを目的に2005年に創設。地域組織や団体が対象の「交流文化賞」、一般の旅行者対象の「交流文化体験賞」の2部門からなる。