三菱東京UFJ銀行、会員制組織を発足、JTBなど旅行サービスを提供

  • 2006年12月25日
 三菱東京UFJ銀行は来年1月4日に団塊世代を中心としたシニア層の顧客向け会員制組織を発足し、JTBグループ、ジェイティービーグローバルアシスタンス、ジェイティービーベネフィットと共同で会員向けサービスを開発、運営する。組織会員は三菱東京UFJ銀行への預入資産残高1000万円以上など、所定の入会基準がある。会員向けサービスは、資産運用など金融と旅行や健康などのサービスを利用できる特典を提供しており、会員専用のコールセンターやホームページを通じて情報提供する。三菱東京UFJ銀行は3年後を目処に会員数約30万人を目指す。

 JTBグループは同社のオリジナルコンテンツを中心にトラベル&エンターテイメントの各種サービスコンテンツを提供する。旅行相談をはじめ、電話相談デスク「旅のコンシェルジェ」を設置、ロングステイなどのテーマ性の高い旅行の優待の提供などを検討している。

 また、会員には三菱東京UFJ銀行が業務提携するJR東日本の大人の休日倶楽部から特選旅行を紹介するなど、会員専用コールセンターを通じて対応する。なお、旅行商品に関してはJTBに加え、複数の旅行会社の商品を取扱うなど、品揃えを充実させる。