ホテルオークラ・アムステルダムの和食調理長・大島晃氏が、「オランダ王国オレンジ・ナッソー勲章」受章した。同章はオランダで最も権威ある勲章で、今回の受章はオランダにおける日本文化の理解を深めた功績が認められたことによるもの。

　大島氏は1971年にホテルオークラ・アムステルダムの和食堂「山里」副調理長として就任。2002年には「山里」がヨーロッパの本格日本料理店として唯一「ミシュラン・ガイド」の1ツ星を獲得したほか、アメリカの「ザガット・ガイド」にもベスト・レストランに選出された。

　なお、ホテルオークラ・アムステルダムは1971年、ヨーロッパに進出した初の日本のホテルとして開業。今年、35周年を迎えた。

写真説明：和食調理長・大島晃氏（左）とアムステルダム市長Job Cohen氏