総合旅行業務取扱管理者試験、出願者数が減少
日本旅行業協会(JATA)によると、10月9日に開催される平成18年度総合旅行業務取扱管理者試験の出願者数が前年比10.7%減の1万6660人となった。これは、ピークであった平成8年時の約半分。2005年に2万人を割り、今年はさらに落ち込んだ。地域別では、試験会場となる8会場のうち、那覇以外で受験者数が前年を下回ったほか、業界を目指す専門学校、大学生が受験する4科目の受験者の減少した。
JATAでは、減少の原因に関して、保持者の充足、科目数の多さなどを挙げたほか、学生に関しては、資格取得が必ずしも就職に有利になると限らないことから、資格離れが進んでいると推測する。JATAは今後、総合旅行業務取扱管理者試験の受験者の低下が業界のイメージ低迷に繋がりかねないとし、来年度以降、業界に向けたキャンペーン展開を予定している。
JATAでは、減少の原因に関して、保持者の充足、科目数の多さなどを挙げたほか、学生に関しては、資格取得が必ずしも就職に有利になると限らないことから、資格離れが進んでいると推測する。JATAは今後、総合旅行業務取扱管理者試験の受験者の低下が業界のイメージ低迷に繋がりかねないとし、来年度以降、業界に向けたキャンペーン展開を予定している。