ハイアット・ホテルズ・アンド・リゾーツ日本地区営業本部長の松尾茂氏は今後の日本マーケットに対するプロモーション戦略として、MICE、および法人団体の誘致を積極的に展開することを明らかにした。MICEの誘致は、東南アジア、アメリカ本土をはじめ、今回来日した日本マーケットに興味が高いホテルへの送客を目指す。また、コーポレートに関しては、アジアの主要都市を中心に需要が高く、特に中国は反日デモの影響を脱し、日本人宿泊者が好調に推移しており、引き続き誘致を進める方針だ。

　また、ハイアットは年内に日本語ウェブサイトのオープンを予定している。これは、英語版のウェブサイトを日本語化するもの。松尾氏によると、「日本人のインターネットからの予約が年々約20％の勢いで増加している」状況を受け、インフラ構築による一層の需要拡大を図る。

　ハイアットは1日、東京でワークショップを開催、中国、韓国、東南アジア、オセアニア、ミクロネシア・ハワイ、ヨーロッパ・中東、北米方面の全31ホテルが出展し、最新情報を提供した。