子供台湾親善大使を任命、本日から友好親善で台湾を訪問

  • 2006年7月26日
 台北駐日経済文化代表處において7月25日、2006年の「子供台湾親善大使」任命式が開催された。台湾をテーマとした俳句と川柳で全国の小学校4年生から6年生を対象とした応募作のうち、優秀作品を選定。許世楷代表と協賛会社の株式会社すかいらーく、バーミヤンの姫野稔代表が、親善大使の任命書とIDを20名に授与した。任命された親善大使たちは7月26日から、4日間の日程で交通部観光局表敬訪問を含む、日台間の友好親善を目的として台湾を訪問する。

 この親善大使は、今年で三回目を迎える台湾観光協会主催、台北駐日経済文化代表處の共催による文化交流事業。中華料理ファミリーレストラン「バーミヤン」が協賛し、2006年3月から5月に店舗を訪れた子供たちを対象に、台湾の食をテーマにした川柳を募集していた。

 姫野氏によると、3回目を迎える今年、応募数は順調に伸びている。大使に任命された親子が体験する台湾の食文化や、歴史や自然に触れる観光、交流は子供達の心に刻まれ、後日、お礼状が届き、台湾再び訪れる親子も多い。大使任命をきっかけとする体験を夏休みの宿題として絵日記に記し、友人への体験談を語る子供達も多くいるという。こうしたことから、姫野氏と主催する台湾観光協会の江明清代表は、日台の交流事業として効果的であり、子供達の心に残るイベントとして来年以降も継続する考えだ。