ドイツ政府観光局、アンケート結果「W杯に訪れた外国人の90%がドイツファンに」

  • 2006年7月11日
 ドイツ政府観光局は、先日までドイツで開催されていたワールドカップに訪れた外国人を対象に、ドイツの観光PR効果の検証を主としたアンケートを行った。アンケートは、ベルリン、ドルトムント、ハンブルグ、ケルン、ミュンヘンの5都市のワールドカップスタジアムで行われ、1281名が回答。結果、ワールドカップに訪れた外国人の90%がドイツのファンになり、家族や友人などにも勧めたい、と述べたと発表した。また滞在に関する質問では、アンケート回答者の約半数にあたる43%が今回の訪問がドイツへの初訪問だとわかり、目的は、16%がサッカー観戦と休暇兼ねた訪問、約10%がW杯を機会にドイツの親類や友人を訪ねた、という結果が出た。「ドイツ人がフレンドリーか」「ドイツでの歓迎ムードはよかったか」「ドイツでのW杯開催は素晴しい経験か」との問いでは、90%以上がポジティブな回答をした、という結果を発表した。

 ドイツ政府観光局では、これらのアンケート結果について、「世界的に人気の高いスポーツイベントであるW杯が、ドイツの長期的な観光PR効果で成果を挙げていると判断できる」としており、今後も新しいテーマやディスティネーションを提供していく考えだ。