コロラド州、スキー訪問者数が過去最高、日本人は増加率トップに

  • 2006年7月10日
 コロラド州内のスキー/スノーボード・リゾートを代表する業界団体「コロラド・スキー・カントリー・USA」によると、2005年/2006年のシーズン(11月〜4月)に同州内の26のスキーリゾートを訪れた人数が1253万人を突破した。昨シーズンに比べ約70万人増加し、過去最高記録だった1997年/1998年シーズンを50万人以上上回った。

 海外からの訪問者数に限ると102万人。海外客数として過去最高だった1996年/1997年シーズン比で7.2%増となり、総訪問者数の1割が海外客となった。国別ではイギリス、オーストラリア、カナダの順で上位3位となり、日本は9位。ただし、前年比38%増で海外客の伸び率ではトップとなった。

 なお、コロラド州は年間の晴天日が300日、平均降雪量が7.6メートルという、スキーリゾートとして恵まれた環境にある。特にデンバーでは過去2年間に15億米ドル(約1725億円)を投下し、観光施設の多様化、空港機能の強化、スキーリゾート設備の充実に取りくんだ。その結果、昨シーズンはアメリカ国内のスキー宿泊者のうち、21%が同州内のスキーリゾートに滞在したという。