FJ、名古屋、大阪でセミナー開催、客室増に伴う柔軟性向上をアピール

  • 2006年6月21日
  エア・パシフィック航空は(FJ)はフィジー政府協力と共同で、5月31日に名古屋マリオットホテル、6月1日にヒルトン大阪で「フィジー・デスティネーション・セミナー」を開催した。これは大型ホテルの新規開業や増改築に伴いフィジーへの旅程の柔軟性が高まることを踏まえ、中部、関西圏からからの旅客誘致とフィジー旅行商品の販促を目的として開かれたもの。ホールセラー及びテーラーの販売、企画、オペレーション担当者など、名古屋は15社40名、大阪は28社60名が参加した。

  フィジー政府観光局長の川端郁代氏は、宿泊施設を中心に最新観光情報を紹介。ナンディ地区デナラウ島において新設及び改装中の宿泊施設は、2005年12月オープンのソフィテル・フィジー・リゾート&スパをはじめ、シェラトン・ロイヤル・デナラウ・リゾートを改装した2006年4月オープンのウェスティン・デナラウ・アイランド・リゾート&スパ、2007年オープン予定のフィジーで初めて水上コテージを兼ね備えたフィジー・マリオット・リゾート&スパ、すでに一部開業されている2008年完成予定のヒルトン・フィジー・ビーチ・リゾート&スパなどがある。川端支局長は、客室増に伴い大幅に強化されるフィジーの受け入れ態勢をアピールし、参加者に送客への協力を呼びかけた。

  FJ旅客営業課長の山本充彦氏は、宿泊の供給増に加え、FJが計画している日本/フィジー間への最新機材の投入、フィジー国内線参入による路線拡大が、フィジー旅行に利便性、柔軟性をもたらし送客増につながる期待感を示した。また、今年1月に施行された大型研修旅行「フィジー・ジャンボリー」の報告、報道関係者向け取材旅行や消費者向けの広告展開、インターネットを利用した販促展開などのマーケティング活動の紹介や名古屋/成田間、大阪/成田間の新幹線移動を含む商品への支援施策についてプレゼンテーションを行った。