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企業の夏休み、連続・総暇日数とも昨年を上回る、厚労省調査

  • 2006年6月19日
 厚生労働省はこのほど、全国1330事業場を対象として、夏季の連続休暇の実施予定状況調査を取りまとめた。これによると、7月1日から8月31日の期間、土・日曜日、会社の特別休日や年次有給休暇の計画的付与による休暇の組合せによる3日以上の連続した休日・休暇は回答を得た1014事業所で実施する。調査対象の91.8%が3日以上の連続休暇を実施することとなり、前年の91.7%、2年前の90.3%を上回る結果となった。

 同調査によると、通算の休暇日数は平均で前年の0.2日増となる7.9日、うち製造業は0.1日増の9.0日、非製造業は0.2日増の6.7日となった。製造、非製造を合わせた最も多い日数は8日の210事業所、次いで3日の131事業所、9日の124事業所、10日の100事業所と続く。なお「通算した」連続休暇日数の通算で最も多い日数は22日で、1事業場が予定、連続した休暇日数は14日で、1事業場が予定している。

 今年は7月15日から17日の3日間、および8月のお盆の時期が休暇のピークとなる見込み。企業の長期休暇のパターンとしては、お盆の時期となる8月14日から8月18日の月曜日から金曜日の5日間を休みとする企業が多い。また、7月については7月15日から17日の海の日を絡めた週の連続休暇のほか、24日から28日を休暇とする例もあるようだ。