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中国済南市、泉の街の美を打ち出す、交通インフラを拡充

  • 2006年6月20日
 中国済南市市長の鮑志強氏をはじめ、済南市の観光行政、旅行会社など20名からなる観光交流促進代表団が来日、中国済南市観光説明会を開催した。

 昨年の済南市への外国人訪問者は12万人で、このうち日本人は1万5000人に昇る。済南市市長の鮑志強氏は、「済南市は市内に700もの泉が湧き『泉城』と呼ばれる美しい街だ。また、北には黄河、南は泰山に繋がり、孔子の故郷に近いなど山東省の観光業にとって重要な枢軸である」と語り、豊富な魅力があるデスティネーションであることを紹介した。

 さらに、済南市は今年9月1日から9月3日まで、「泉水文化ウィーク」の一環として「第1回中国シルバー観光博覧会」を開催する。この博覧会の来場者については主に日本およびヨーロッパのシルバー層を想定。済南市は中国シルバー観光博覧会への目標外国人訪問者数を1万人とし、積極的に誘致活動を行う。このほか、山東省への関空からの直行便、成田/北京線の開設について説明したほか、今秋にはゴルフ場や温泉施設がオープンを予定。現在建設が進む北京/上海間を結ぶ高速鉄道において済南市が鉄道網の一主要都市となりアクセス面の一層の向上が期待できるなど、躍進を遂げるデスティネーションの魅力をアピールした。