デンマークのコペンハーゲン市観光協会はスカンジナビア政府観光局（STB）、ビジット・デンマークと協力して2007年から2009年までの3年計画で日本人の特に個人旅行者の獲得を目的にプロジェクトを実行する。コペンハーゲン市観光協会のへニング・コー・グラヴィ氏は、「3年間で1万8000ベッドナイトの増加を目標に掲げる」と語り、プロジェクトに期待を寄せた。
　近年個人旅行者の需要が高まりを見せることから、東京、大阪、名古屋を視野に個人旅行者向けのマニュアルを作成する。特にクリスマス・マーケットやデザイン、食事に焦点を当て、バラエティに富んだ商品の造成を進めていく。具体的な取り組み内容は今年末から2007年初旬に決定する予定だ。

　コペンハーゲン市観光協会は既に、コペンハーゲン空港と協力し日本人限定のガイドブック「コペンハーゲンガイド」を作成。現地の約40のパートナーホテルや店舗では特典やディスカウントのサービスを提供するなど日本人向けサービスを拡充している。