関空、関空利用促進でツアーコンペ開催、優秀案に募集広告の制作費提供

  • 2006年6月12日
 関西国際空港は関西国際空港全体構想促進協議会の協賛で「2006年度関空利用促進ツアーコンペ」を実施する。これは今年度冬期スケジュールの需要喚起を目指し、コンペ形式で旅行代理店から関空発着の海外、国内旅行商品の提案を募集するもの。応募対象は2006年10月1日から2007年2月28日の期間に関空を出発する海外、国内のツアー。募集期間は本日から7月7日までとする。7月中には審査を実施し、優秀提案に対してはパンフレット、新聞広告費、ウェブのツアー募集広告制作費を対象とした協賛金を総額1200万円提供する。昨年の関空利用促進ツアーコンペでは、阪急交通社、エイチ・アイ・エス、近畿日本ツーリスト、日本旅行、全旅の5社、海外13商品、国内5商品、合計18商品が選定されている。

 応募資格は海外旅行部門が日本旅行業協会(JATA)、(ANTA)会員の第一種旅行業者、国内旅行部門はJATA、ANTA会員の第一種、第二種旅行業者。審査選考の主な基準は新規就航、開設、路線拡大、社会現象などを捉えた企画であること。選定にあたり、関空発着便の特長が効果的に活かされ、目的地の魅力を的確に紹介した商品が重視される。
 このうち、海外旅行部門は国際/国内の乗り継ぎ利便性を活かした地方発着商品や中国・四国、北陸、山陰、中部地方発の関空経由商品など広範囲からの集客についてもポイントとなる。また、ファーストクラス、ビジネスクラスを利用する商品のほか、関空に就航していないオフライン路線のチャーター便利用商品、企画性の強いオリジナル商品などを選定の基準とする。
 応募方法は、協賛を希望するツアー募集広告の版下(またはレイアウト、手書きも可)、応募用紙を記入し送ること。なお、応募用紙のダウンロードやツアーコンペの詳細は下記を参照のこと。

▽関空オフィシャルサイト
http://www.kansai-airport.or.jp/