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ラスベガス、MICE目的の訪問者中心に好調、発展し続ける街と強調

  • 2006年6月8日
 ラスベガス観光局、ネバダ州政府観光局は、共同でラスベガス・ネバダセミナーを開催した。ラスベガス観光局日本及びアジア地区代表の岡田恭輔氏は、「ラスベガスは日々変化し続ける街なので毎年セミナーを開催して最新の情報を提供していきたい」と語った。ラスベガスの訪問者数は30年前から増加の一途をたどっており、昨年は2004年比3.2%増の3856万6717人。このうちMICEに関しては全体の16%の617万人を占め、2009年には20%に達するとの予測。またホテル総客室数は13万1762室で、平均稼働率は90.1%、このうち週末は95.3%、平日でも87%と高い数値を記録している。
 ラスベガスの魅力として、(1)ロサンゼルスやサンフランシスコなど西海岸のゲートウェイ都市から車で1時間から2時間というアクセスの良さ、(2)ニューヨーク・ニューヨーク・ホテル・カジノや、ルクソール・ラスベガスなどの個性的な大型ホテル、(3)カジノから美術館まで様々なアトラクションがあること、(4)個性的なショッピングモールや人気ブランド店でのショッピング面での充実、(5)ブロードウェー最新作上演などのエンターテイメント、(6)全米有数のレストランが集結していること、(7)スパの充実、(8)多数のゴルフクラブ、(9)フーバーダム見学やミード湖での水上スキーなど郊外での多様なアクティビティ、(10)夜中でも人通りが絶えず治安が良いこと、を挙げた。
 さらに、今後、続々と進むホテルの改装、オープンの情報を提供。今年に入りすでにレッド・ロック・カジノ・リゾート・スパがオープン、2007年にはパラッツォ、2008年にはコンラッド・ラスベガス、トランプ・インターナショナル・ホテ&カジノ、ウェスティン・ラスベガス・ホテル・カジノ&レジデンスがオープン予定。2009年には4000室のカジノホテルと400室規模のブティックホテル、レストランなどが一体となったプロジェクト・シティセンターがオープンする。エンターテイメントでは今年からシルク・ド・ソレイユが「ビートルズ・ラブ」という新しいショーを始める。
 岡田氏は「治安が良く圧倒的に楽しくエキサイティングに発展し続けるラスベガスへ今後も積極的な送客を続けてほしい」と、変化し続けるラスベガスのさらなる訪問者増加の期待を語った。