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サンディエゴ国際空港、ビジネス需要の高さ強調、乗り入れに期待

  • 2006年6月6日
 アメリカのサンディエゴ国際空港を運営するサンディエゴ・カウンティー・レジョナル・エアポート・オーソリティー(SDCRAA)はこのほど、サンディエゴ世界貿易センター(SDWTC)やジャパン・ソサイエティー・オブ・サンディエゴ・ティワナ(JSSDT)と協力し12名のミッション団として来日、参加者に向けて日本市場における重要性をはじめ、ビジネス需要の高いサンディエゴ国際空港の特徴を紹介した。

 SDCRAAでディレクター・オブ・マーケティング・アンド・サービス・ディベロップメントでミッション団の団長のロバート・ウエキントン氏は、「サンディエゴのマーケットは、日本からの直行便が就航するに値する成熟期に達している」と語り、2年間で100万人ずつ成長し1700万人におよぶ国際空港利用客数、利用者数の高い増加率、富士通や京セラ、ソニー、トヨタ、日立など約300社におよぶ日系企業の進出、および日本からのビジネス需要の高さ、約20万人におよぶアジア系の人口の多さを強調した。また、日本からサンディエゴに就航した場合、日本がサンディエゴ/東アジア間のハブとなり日本、アジアの旅客の利便性が向上するほか、サンディエゴを経由し中南米、メキシコへの乗り継ぎもスムーズになる利便性の高さを説明した。
 さらに、ウエキントン氏は「ロサンゼルス国際空港が2015年頃、輸送量が約7800万人と限界になると聞いている。これを受け、ロサンゼルス国際空港は一部のフライトを他の空港へ振り分ける取り組みを考えている」という計画があることを示唆し、ロサンゼルからサンディエゴ国際空港への誘致、さらに航空会社の新規乗り入れに期待を寄せた。