パリ観光・会議局、「とっておきのパリ」ルポルータージュ大賞を表彰

  • 2006年6月3日
  パリ観光・会議局は6月2日、第2回「とっておきのパリ」ルポルタージュコンクールの表彰式を開催した。新聞、雑誌、テレビを対象に、パリを魅力的に紹介した作品を表彰するもので、今回の大賞に選ばれたのは集英社の「メイプル」10月8日発行号・特別編集「ワンランク上のフランスの旅」で掲載した、「何度訪れても飽きない町パリ」。何度もパリを訪れているタレントの服部真湖・夫妻が、高級ホテル滞在やレストランでの食事、朝市や雑貨ショッピングなどを体験し、洗練されたパリ観光をナビゲートする内容になっている。パリ観光・会議局のポール・ロール局長は「パリの1番の産業は観光。盛り上げてくれているのはメディアの方々の力によるもの」と、集まったメディアの人々に感謝を述べ、「今後はパリジャンの生活を体験するような、パリでの長期滞在なども期待している」と、新しい題材のヒントも加えた。

 「メイプル」は40歳女性を対象にしたファッション誌。同誌編集長の松崎氏は「読者はフランスが好きで、若い頃は何回もパリに行っている人が多い」と、読者の特徴を踏まえ、「銀婚式など、夫との記念日にワンランク上のおしゃれな旅を提案しようと思った」と、作品の背景を述べた。


▽第3回「とっておきパリ」大賞応募要綱
 パリ観光・会議局では今年も第3回「とっておきパリ」大賞を実施する。応募要綱は下記の通り。

対象作品:紙媒体(一般紙、日刊紙)、非紙媒体(テレビ、ウェブマガジン等)
参加資格:自主企画・取材により製作されたパリに関する記事・番組
対象期間:2006年4月1日〜2007年3月31日に発表された作品
応募方法:掲載誌・掲載紙は3部、収録ビデオ・DVDは2本を送付
締め切り:2007年4月7日
副賞:日本/パリ間往復航空券2名分、バリのホテル4泊分
応募・問合せ先:フランス政府観光局 広報担当 佐藤由紀子
   〒107-0052 東京都港区赤坂2-10-9ランディック第2赤坂ビル
   Eメール:sato@mdfjapon.com  TEL:03-3582-0994(直通)