ハワイ、4月の日本人訪問者数は5.2%減、HTAは7月ごろ上向きの予測しめす

  • 2006年5月29日
 ハワイ州観光局(HTJ)によると、4月の日本人訪問者数は5.2%減の10万483人、1月からの累計は7.0%減の45万432人となっている。オアフ島で6.3%減の9万5961人、ハワイ島は9.6%増の1万6492人、マウイ島は33.6%減の4528人となったがカウアイ島は34.3%増の3978人である。なお、1人あたりの消費額は5.2%増の269.5米ドルであった。

 来日中のハワイ・ツーリズム・オーソリティー(HTA)プレジデント兼CEOのレックス・ジョンソン氏は現在の状況について「航空座席(の供給量)は減少し悪いニュースであるが、人数はおおむね維持する傾向。日本人のハワイでの消費額は上向きにあり、戦略的に良い方向にある」とコメント。
 ヴァイス・プレジデントのフランク・ハーズ氏はプライド・オブ・ハワイの就航、ノースウエスト航空(NW)の機材大型化を材料視し、「7月ごろから実際の訪問者数についても好転する」との見方。プライド・オブ・ハワイの就航で実質2000室の客室供給量の増加、NWでは週間の座席供給量が20%増となることから、今後の動向には期待を示している。