ランデブー・カナダ、トロントで開催、日本からの参加者も増加

  • 2006年4月26日
 カナダ最大の観光関係の旅行見本市「ランデブー・カナダ」が23日、オンタリオ州トロントで開幕した。この見本市は今回で30回目を迎え、航空会社、ホテル、ツアーオペレーターなどカナダ側のセラーが510社・820人、各地の観光局などDMOが91団体・236人、そしてカナダ扱う世界各地の旅行会社がバイヤーとして279社・385人と、総数として1600人以上が参加する大規模なもの。26日までの4日間にわたり、メイン会場のメトロ・トロント・コンベンション・センターを中心に、バイヤー/セラー間のセッションをはじめ、ランチ、ディナー・レセプション、各種プレゼンテーションなど様々な催しが繰り広げられる。

 日本からは27社36人のバイヤーが参加を登録。今年はカナダ観光局(CTC)による参加費用などへのサポートが行われたことも後押し、参加会社数は昨年までに比べ飛躍的に増えた。イベント初日の23日には、カナダ観光局とデルタ・ホテルによる日本人バイヤー向け朝食会も催され、日本マーケットの重要性が強調された。特に、カナダへの日本人訪問者数が回復、増加基調にある中での開催だけに、サプライヤー側、バイヤー側ともに既存商品の新たな付加価値や新規商品の造成が今後、どのように展開されるかが注目されるところだ。