クラツー、バリアフリー旅行の四国八十八ヶ所霊場巡りを設定

  • 2006年4月25日
 クラブツーリズムのバリアフリー旅行センターはこのほど、「ゆったりのんびり視覚障害者、高齢者と巡る四国八十八ヶ所霊場巡りと徳島体感の旅・5日間」を設定した。これは、ノーマライゼーション社会の推進の一環として、同社が「旅をあきらめない、夢をあきらめない」を合言葉に掲げるバリアフリー旅行だ。

 クラツーは1999年から7年間で2回、お遍路ツアーを実施、成功した実績をもつことから、参加者が安心できるサポート体制を打ち出す。ツアー中はバリアフリーお遍路倶楽部スタッフ4名と地元企業のボランティア研修スタッフ5名、6名がサポート。また、ツアーは高齢者をはじめ盲導犬同伴者、視覚障害者、歩行が不自由な場合は車椅子も用意、誰もが参加できるゆったりな旅程とした。
 現地では四国各地の観光に加え、郷土色溢れる食事や徳島の阿波踊り体験などを盛り込み、内容を充実させた。ツアーは3年間で全6回実施、今回の実施日は6月23日から27日の4泊5日の旅程。募集人員は各回30名とする。料金は11万8000円だ。