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ベットーヤ・ホテル、個人旅行需要の拡大目指し、サービス向上図る

  • 2006年4月6日
 ローマやフロネスで5軒のデザイン系ホテルを展開するベットーヤ・ホテル・グループは今年、個人旅行のシェアの増大を目指す。同ホテルグループのシェアは現地のイタリア人に続き、日本人が第2を占める。宿泊客の層はこれまで、パッケージ商品を利用する熟年層が中心であったことから今後はこの需要に加えて、個人旅行者の需要拡大を狙う方針。GDSを利用する旅行会社を中心に、個人旅行のニーズを汲み取っていく。そのほか、JCBとコラボレーションし、ローマの「メディテラネオ」、「マッシモ・ダゼグリオ」、「アトランティコ」、「ノルド・ヌヴァ・ローマ」の4ホテルで特別料金を提供するキャンペーンを実施するなど、積極的にプロモーションを展開する。
 また、同ホテルグループはこれまで、日本人宿泊客を受け入れてきた経験を活かし、現地の受け入れ態勢のさらなる向上に努める。すでに同ホテル全館のツインの客室には、ゆったりとしたバスタブを設置するなど、日本人のニーズに適うリノベーションを実施した。今後は、インターネットの設備充実、日本語のダイレクトリーの設置、個人の宿泊客へのきめ細かいサービスの充実を行い、個人旅行の宿泊客の需要拡大を目指す。