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DFSグアム、高額購入者対象にサービスを拡充、世界共通のサービスも視野

  • 2006年2月6日
 DFSグアムは「プラチナサービスクラブ」のサービスを昨年9月から、開始している。個人向けのサービス拡充を目的に、1000米ドル以上の高額購入をした顧客を対象に実施しているもの。グアム滞在中、1000米ドル以上についても対象となる。なお、特典を受けるためには個人データの登録が必要。
 特典の内容は、ホテルからのキャデラック専用車による送迎や、購入品の配達サービス、金額に応じたギフトの進呈など。また、登録した住所、eメールには、新商品の情報、特典を告知する。有効期限は2年間。こうしたサービスの提供によって、個人サービスの向上を図る考えだ。

 DFSグアムによると、現在このサービスに該当し、入会する顧客は月間約2000名ほどで、これまで累計で合計5700名にのぼるという。グアムの来島者の比率と同様の国籍比率で、95%が日本人であるという。このサービスは、2005年には11月にはハワイ、12月にはサイパン、沖縄、2006年1月にはオーストラリアで実施、今後はシンガポール、ニュージーランド、香港でも開始する予定。すでに、リピーターとしてサービスを利用する顧客もおり、今後もさらなる増加を目指す。なお、2006年中を目途として、世界共通で使用できるシステムの構築についても視野に入れる。

 グアムでの独自のサービスとしては、基準額の購入以外にも、ヒルトン、ウェスティン、レオパレスのスイートルームなど基準以上の部屋に滞在する宿泊者、ワタベウェディングで挙式を行うカップルは、自動的にメンバーとして登録される。ホテルの部屋に招待状を置くほか、式の打ち合わせ時にカードを渡し、同様のサービスが受けられる。今後も、子供連れの家族に対するサービスなど、さまざまなサービスの拡充を検討する。