台湾、日本人定年退職者対象、180日間有効マルチビザを新たに発給

  • 2006年1月25日
 台湾観光協会によると、台湾政府は2月1日から、日本人定年退職者対象の180日間有効マルチビザを新たに発給する。申請に必要な条件、書類は、1)満55歳以上の定年退職者で日本国籍所持者、2)日本の警察機関が発行した無犯罪証明書、3)5万米ドル以上の財産証明書、厚生年金、共済、または国民年金給付証明書、4)半年以上の海外旅行保険(医療、渉外保険を含む)加入証明書。なお、同行する配偶者は年齢制限を設けていない。ただし、2)、4)の証明書が必要だ。

 台湾観光協会によると、過去5年間の60歳以上の日本人訪問者数は、日本人全体の約16%を占める。現地の台湾観光局は既に、様々な滞在プログラムや医療プログラムなどの受入態勢の強化のため、準備を進める状況だ。