シャングリ・ラ、プリンス・ローランド・ボナパルト宮殿を改装し、ホテル展開へ

  • 2006年1月24日
 シャングリ・ラ・ホテルズ&リゾーツの親会社のシャングリ・ラ・アジアはこのほど、パリの歴史的建造物であるプリンス・ローランド・ボナパルト宮殿を収得した。シャングリ・ラは2008年末にはシャングリ・ラ・ホテル・パリのオープンを目指しており、アジアのホテルグループとしては所有、経営するパリにおける初のラクジャリーホテルとなる。
 この宮廷はナポレオン・ボナパルトの甥の息子、プリンス・ローランド・ボナパルトの設計、所有されていたもの。シャングリ・ラでは建物の外観を管理、維持し、内部を拡大、改装する。客室は40平米から160平米までの広さを持ち、ホテル内の供用施設は玄関、天井、シャンデリア、鏡、天井のフレスコ画、金箔のアクセントなど歴史的なものを活かしたつくりとなる。