ジャルパック、4月から添乗員の専属化を推進し、商品企画にも活かす

  • 2006年1月20日
 ジャルパックは4月から、I'll商品の添乗員について専属ツアーコンダクター化を推進し、顧客サービスの向上を目指すほか、商品造成にもつなげる。現段階は最終の詰めを行っているというが、専属となるのは約70名程度となる見込み。ジャルパックが契約する添乗員は従来から、ジャルパックのみで添乗することが多かったものの、収入などの面について添乗に出なかった場合についての保証を加え専属化する。

 ジャルパック広報室担当執行役員の引田潤造氏は「ベテラン添乗員には顧客との信頼関係が強い」とし、「こうした財産を活用すべきだった」とこれまでの体制に反省の意味をこめて振り返る。また、今後の商品企画については、添乗日数2000日超、消費者の顧客満足度が常に90%超の添乗員たちを「スーパーTC」として企画を提出してもらい、商品化する方向についても言及。また、添乗員についてもジャルパックのスタンダードを設け、接客サービスの向上につなげる。