ジェイティービー、東海旅客鉄道（JR東海）、中部国際空港の3社は、国土交通省が展開するビジット・ジャパン・キャンペーン事業のようこそジャパン・ウィークスにあわせた訪日外客向けの旅行商品を企画した。セントレアを発着地とし、名古屋から新幹線を利用し、京都、東京、高山、静岡に宿泊する全5コースのツアーで、企画・実施はJTBグローバルマーケティング＆トラベル。JTBでは3月末までの設定期間で、集客目標として1000名としている。

　設定した5コース全てで、空港／名古屋市内間のJR東海バスが運行する空港バス、名古屋市内の産業観光を組み込んでいる。また、セントレアの就航地を踏まえ、英語圏はアメリカ、カナダ、香港、シンガポール、中国語圏では中国、香港、台湾としており、中国語、英語双方のガイド付きでツアーを催行する。
　料金はコースにより、宿泊付きで大人1人1万9900円から7万7400円まで、宿泊抜きでは4900円から5万4900円。JTBによると、新幹線を含んだツアーとしてはJR東海の協力により割安感を打ち出しているとしている。