ハワイ、11月も供給逼迫で訪問者は減少も年末年始は根強い人気

  • 2006年1月6日
 ハワイ州産業経済開発局(DBEDT)によると、11月の日本人訪問者数は2.4%減の11万7594人であった。島別ではオアフ島が3.6%減、ハワイ島は42.2%増の2万3877人。日本発直行便の航空座席供給量はオアフ島が8.5%減の13万5325席、ハワイ島は25.5%増の1万2000席。オアフ島は北米発の需要が堅調であることに加え、1万7000人規模のコンベンションの開催があり、日本向けの供給が逼迫している状況が続いているようだが、それに対してハワイ島は航空座席、ホテル客室供給量も好調で順調な伸びを示している。また、目的別では2005年を通じて好調な動きを示しているハネムーンは8.0%増の2万7589人と引き続き順調。なお、リピーターは6.7ポイント増の53.3%であった。

 また、2005年12月20日から2006年1月3日までのハワイへの日本人訪問者数は前年同日比2%から3%減程度で推移している模様。定期便の運休などによる供給量の減少を加味すると、デスティネーションとしての根強い人気を維持しているようだ。