CTC、ブランド・カナダ「わたしはわたしを旅してる。カナダ」でアクティブな旅行を訴求

  • 2005年12月16日
 カナダ観光局(CTC)は15日、旅行会社などを対象に来年1月から始動する「ブランド・カナダ」について、日本での展開を説明した。ブランド・カナダは「わたしはわたしを旅してる。カナダ」をキャッチコピーに、ストーリー性ある広告を展開、消費者の好奇心を刺激して旅行需要の喚起、旅行の充実度の向上を目指す。プロモーションは、各種メディアを利用した広告、異業種とのコラボレーション、イベントの開催などを予定。CTCはこれまで、販売促進のプロモーションを実施してきたが、ブランド・カナダを全面に打ち出すイメージ戦略も加え、カナダへの訪問者数の増加に結びつけたい意向だ。ターゲット層では、55歳から69歳までの女性、団塊世代、30代のOLなど、アクティブに旅を楽しむ層としている。

 「ブランド・カナダ」の概要は今年5月、「愛・地球博」開催時に紹介していたもの。CTC日本代表のサイモン・ピット氏は、「旅行会社、メディアとのパートナーシップなしでは成功し得ない」と語り、CTCと旅行各社の関係強化を強調。また、来年はCTC日本開設40周年。これを捉え、「ブランド・カナダの始動に絶好のタイミング」とし、プロモーション活動を通じ、2006年の日本人訪問者数50万人達成を目指す。