エドモントン&カルガリーのFIT対象の小冊子発行、アルバータ観光公社

  • 2005年12月6日
[エドモントン発 宮田麻未] アルバータ観光公社は12月1日、日本人FIT旅客を対象とするエドモントン、およびカルガリーの滞在型旅行を促進する目的の小冊子を発行した。カナダズ・マーケットプレイスに参加中のアルバータ州観光公社CEOのディレック・コークカー氏は、「日本からアルバータ州への旅行客は再び上昇傾向にあり、今後の見通しも明るい。今後も日本からの旅行客を拡大するため、さまざまな努力をしていく予定だが、この冊子もその一つ。」と語り、日本マーケットの再開拓への積極的な姿勢を強調した。

 『街歩き:エドモントン・カルガリー』と名付けられたこの冊子は、全16ページ。ダウンタウンや周辺地図を含み、エドモントン又はカルガリーで数日滞在して楽しむための情報を紹介。主な見所、ショッピングや散策を楽しめるエリア情報、都市の中で出会える自然や庭園めぐりにも触れ、詳細な公共交通の利用法など、実際に現地で持ち歩いて役に立つよう工夫。日本人旅行者にとって、両都市はロッキーへの玄関口として訪れられているが、街そのものをディスティネーションとする認識度はまだ低い。この冊子により、FITへの滞在型旅行の促進が期待される。冊子はアルバータ観光公社の日本オフィスを通じ、旅行代理店の販促ツールなどとして消費者に頒布される予定。