成田空港の第1旅客ターミナル南ウイング、第5サテライトは、来年6月2日にグランドオープンする。南ウイングと第5サテライトをあわせた延床面積は約14万7000平米。第1PTBとしては、延床面積が約44万平米となり、成田の第2PTBの約30万平米、羽田空港第1PTBの29万平米を上回る国内で最大の旅客ターミナルビルとなる。

参考記事：「成田空港の南ターミナルが来年6月オープン」

https://www.travelvision.jp/modules/tinyd0/index.php?id=21


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　南ウイングの特徴としては、国内初となるインラインスクリーニングシステムを導入。これは、受託手荷物に対する爆発物検査装置による検査を行うもの。これにより、チェックインカウンター周辺はフェンスが取り払われ、ロビーの混雑の緩和が期待される。また、スターアライアンスが南ウイングに集約。これにより、乗り継ぎの利便性が向上する見込みだ。なお、第1PTB南ウイングに移転する航空会社は下記の21社となる予定だ。

▽第1PTB南ウイング利用予定の航空会社
スターアライアンス加盟社：アシアナ航空（OZ）、ヴァリグ・ブラジル（RG）、エア・カナダ（AC）、オーストリア航空（OS）、シンガポール航空（SQ）、スカンジナビア航空（SK）、全日本空輸（NH）、タイ国際航空（TG）、ユナイテッド航空（UA）、USエアウェイズ（US）、ルフトハンザドイツ航空（LH）

・スター加盟以外：ウズベキスタン航空（HY）、エアージャパン（NQ）、エアーニッポン（EL）、エバー航空（BR）、上海航空（FM）、スイスインターナショナルエアラインズ（LX）、トルコ航空（TK）、香港ドラゴン航空（KA）、MIATモンゴル航空（OM）、メキシカーナ航空（MX）

・国内線：IBEXエアラインズ（FW）、全日空（NH）