フランス観光大臣、パリなどでの暴動による観光への影響はないとコメント

  • 2005年11月9日
 フランス政府はフランス運輸設備観光海洋省観光担当大臣のレオン・ベルトラン氏の名前で現地時間7日、パリ近郊、およびフランス国内の主要都市での暴動について「観光は一連の暴動の影響を受けていない」と声明を発表した。特に、「観光地や観光客が多く訪れる地区で暴動が起きたことは無く、暴動の発生が郊外に集中しているためフランス人、または外国人の観光客が暴動の被害にあったことはない」とのコメントも合わせ、現地で観光する場合の影響は無いとしている。また、キャンセルなどの状況についても、顕著な動きは無いとしている。

 日本の外務省も7日付でスポット情報を発出。「騒擾が起こっている地域には決して近づかないようにし」、「事件に遭遇した場合は、速やかにその場を離れるなど、安全確保に努めて」との情報を提供している。