JLグ、日本航空インターナショナル存続会社で3社合併、構造改革を推進

  • 2005年10月5日
 JALグループは事業会社の日本航空インターナショナル、日本航空ジャパン、および旅客販売会社のジャルセールスの3社を合併する。JALグループは「2005/07中期経営計画」において、事業構造、および費用構造改革を迅速に進めるため、事業会社間でこれまで生じていた精算業務などを排除し、業務の効率化、構造改革のスピード化を推進する。
 国際旅客事業、貨物事業を担当する日本航空インターナショナルを存続会社とし2006年10月1日、国内旅客事業を担当する日本航空ジャパンを合併、事業会社の統合を図る。日本航空インターナショナルと日本航空ジャパンは合併に際し、労働条件の統一を進める。
 また、日本航空インターナショナルは2006年4月1日、早期のマーケティング強化を実現するために事業会社統合に先立って販売体制を再編、ジャルセールスを合併する。なお、日本航空インターナションと日本航空ジャパンは特別早期退職者を募集するなどの取り組みを進めている。