ワタベウェディングは2006年5月、沖縄県読谷村に同県3ヶ所目となる複合挙式施設をオープンする。これは外装に琉球石灰岩を使用する「読谷ビーチサイドチャペル（仮称）」と全面オーシャンビューの宴会場からなる施設。一日当たりの最大挙式可能数は夏季8回、冬季7回だ。地元の素材を取り入れた婚礼料理など、アットホーム、リゾート色豊かな沖縄プライベートウェディングを提供する。同チャペルを利用する挙式プランは、11月初旬から開始する。初年度の2006年度目標は挙式800組、売上6億円、07年度は1000組、7億5000万円。
　なお、ワタベウェディングは昨年4月、沖縄で「アクアルーチェ・チャペル」をオープン。年間計画500組の取扱のところ1000組と好調に推移。沖縄観光コンベンションビューローの資料では、沖縄全体でのリゾート挙式の実績数は1999年の200組と比べ、2004年は3500組となり、この6年間で17.5倍の伸び。さらに、国内リゾートとしての利便性の良さから、列席者の平均人数は約20名から30名と海外挙式と比べ、多くの列席者を集めていることも沖縄の積極進出の背景にあるようだ。