加・オンタリオ州、1月から5月までの日本人訪問者数が52%増を記録

  • 2005年9月9日
 カナダ・オンタリオ州の1月から5月までの日本人訪問者数は前年比52%増の4万2317人にのぼっている。これは、9.11テロ事件以前の2001年同期の4万9232人に及ばないものの、イラク戦争やSARSで減少を示したマーケットが大幅に回復した指標とオンタリオ州観光局では捉えている。また、北米以外の外国人訪問者数も全体で13%増を記録。国別では、イギリスに次ぎ、日本、ドイツ、メキシコ、フランスの順となる。
 オンタリオ州観光局は引き続き、認知度の高いトロントやナイアガラ、オタワのプロモーションを手掛けるほか、ストラットフォード、セント・ジェイコブス、ウィンザーなどの西南オンタリオを打ち出す。また、紅葉期以外のマスコーカやアルゴンキン州立公園への観光誘致にも取り組む。