中国・海南島三亜、日本向けゴルフが好調、イベントも積極誘致へ

  • 2005年8月5日
 中国・海南島三亜市観光局はこのほど、旅行会社などを対象とした観光促進説明会を開催、三亜市の観光の現状や素材を説明した。島内のビーチ・リゾート地として有名な三亜は近年、リゾート宿泊施設、ゴルフ場が充実しており、国内外の観光客を迎える体制を整えている。今年度上半期の三亜市への日本人訪問者数は増加しており、三亜市観光局局長の蔡世東氏は「10月過ぎからは、ゴルフ目的の日本人観光客が増える」と予測。ゴルフ目的の日本人旅客がさらに増加するものと見込んでいる。
 また、三亜市では国際展示会やイベントが多数開催されている。その中でも代表的なイベントは今年で第55回を迎えるミス・ワールドコンテスト。世界100都市以上から美女が集まり、1ヶ月以上かけて美を競い合うこのコンテストの開催都市に三亜市が選ばれたのは、今年を含めて3回目となる。世界大会が同一の都市で3回連続して開催されることはミス・ワールドの歴史においても稀なこと。これを受け、蔡世東氏は「三亜市の一年中温暖な気候と美しい環境が、このような国際イベントの開催地に選ばれる要因。世界的に注目を浴びる国際イベントは三亜市を世界にアピールする絶好の機会」と、これら国際展示会やイベントを積極的に誘致していく姿勢を示した。