ドイツ年が開幕、ドイツ大統領が来日し、開会を宣言

  • 2005年4月4日
 日本におけるドイツ年は4月4日、東京国立博物館で展覧会「世界遺産・博物館島ベルリン至宝展」で公式開幕を迎えた。ドイツ連邦共和国大統領のホルスト・ケーラー氏は夜に開催されたレセプションにおいて、「今回の来日は実り多い。このイベントが成功裡に進むことを確信し、また、日本とドイツの関係がより強くなる」と語り、「ドイツと日本は将来により深い友情を持っていく」と開幕に祝辞を寄せた。
 既に関連イベントが開催されているが、東京・六本木ヒルズでは「ドイツ年イン六本木ヒルズ・ドイツウィーク」を開催し、今回の公式開幕に花を添えている。今後、1年にわたり、ドイツ年は文化、経済、科学など様々な交流イベントの開催が日本国内で予定されているが、2006年はドイツ・ワールドカップの開催を控え、これに向かってドイツへの旅行人気も高まりそうだ。