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モルジブ観光副大臣来日、安全性を強調、送客の協力も求める

  • 2005年4月1日
 モルジブ観光省副大臣のモハメド・サイード氏がこのほど来日、安全性を強調すると共に、旅行会社へ送客の協力、旅行者の訪問が最大の支援と訴えた。1月から2月の日本人訪問者数は1647人で前年比75.6%減。また、世界全体の訪問者のシェアは3.4%と昨年の年間シェア7.6%と比べても半減。こうした現状に「心情的なうしろめたさがある」として一定の理解を示している。ただし、来日前の3月末の現況は、営業する約70ホテルの総計として稼働率は71%となり、モルジブの主要市場であるヨーロッパの回復が寄与している。サイード氏は「ピークシーズンは10月から4月。今年の10月に、昨年の日本人訪問者数が前年比11.5%増の4万6939人を記録した勢いに回復して欲しい」と語る。
 既に、日本市場においては回復に向けた施策として、旅行会社を対象にFAMツアーを実施。また、今週にはサイード氏も出席して4月6日に東京、4月7日に大阪でセミナーを開催し、現況を説明する予定だ。