アクセス国際ネットワークは2005年度に稼動するeチケットの対象航空会社17社の開発を進める。これにより、AXESS発券の80％をeチケット化する計画だ。また、3月には他社区間を含む旅程に対応し、eチケットのインターライニングを実現する。これにより、現在アメリカン航空（AA）、コンチネンタル航空（CO）、（EG）、日本航空（JL）、KLMオランダ航空（KL）、ノースウエスト航空（NW）、ヴァージンアトランテイック航空（VS）の7社で稼動するeチケットの対象キャリアが24社となる予定だ。
　また、4月からインターネット回線を利用する端末「AXESS Neo」を展開。旅行会社のシステムのXML化に合わせ、AXESSホストと旅行会社5社との直接リンクを実現も進めている。今後、さらに3社と直接XMLリンクを予定。こうしたシステム稼動により、CRSの機能だけに限らず、PNRデータと連動し、旅行会社の業務効率化、コスト削減が可能となる。