スイス政府観光局は日本を韓国、中国、香港、台湾のアジア各支局の統括事務所とする。これは、スイス議会において政府機関の相互向上を要請たことを受けたもの。海外向けの観光促進活動は今後3年間、明確な変化を遂げることを期待しているという。スイス政府観光局は観光マーケティングの長期的成功を目的として、チューリッヒ本局をはじめ世界の支局で組織体制の変更を実施している。
　アジア各支局の統括事務所とした施策は、今後の中国、韓国における大幅な観光需要の伸びに期待するほか、日本も回復基調にあると捉え、アジアを重要な市場と位置づけ。予算を増幅し、活発なマーケティング活動を展開する予定だ。
　なお、組織改編に伴い、日本・韓国支局長のロジェ・ツビンデン氏が日本・アジア支局長に就任、東京事務所を拠点にアジア市場を統括する。また、阿部かすみ氏が局次長に就任したほか、佐々木綾子氏がマーケティング＆セールス・マネージャーとなった。