観光活性化フォーラム
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IATA、今後4年間の予測で国際線旅客需要は毎年平均6%の伸び

  • 2004年12月16日
 国際航空運送協会(IATA)はこのほど2004年から2008年の旅客需要が年平均6%増を記録する予測を発表した。今年は前年比11%増の旅客数だが、SARSによる需要減退からの回復。今後の伸びの主力要因は世界全体での経済成長、各市場の自由化が進んでいることと分析。中でも重要市場となるのは中国とインドで、旅客需要の増加に大きく貢献し、アジア太平洋地区内の伸びは年平均8.3%増を見込む。中国に限ると12.5%増となる見込みだ。このほか、旅客需要の増加率が高いのはポーランドの11%増、ハンガリーの9.6%増、アラブ首長国連邦の9.3%、チェコの9.1%と続く。なお、路線、地域別の予測伸び率は下記の通り。

▽IATA、2004年-2008年の旅客需要予測
大西洋:5.2%/太平洋:5.9%/欧・アジア:7.1%/欧・中東:7.7%/欧・アフリカ:5.5%/アジア域内:8.3%/欧域内:4.8%/南米・カリブ域内:5.4%
全国際線:6.0%/全国内線:4.5%/全旅客:5.0%