日本外航客船協会（JOPA）は12月10日、日・アセアンクルーズ振興戦略フォーラム2004を開催する。これは昨年10月に日本／アセアン交通大臣間会合において合意したクルーズ振興構想に基づき、日本とアセアン地域をカリブ海に並ぶ世界著名なクルーズ地域に発展させることを目的とする。フォーラムは国土交通省の後援を得るなど、官民一体となった議論を展開する。具体的には、アセアン諸国へ日本人クルーズの誘致、日本／アセアンが連携し、日本／アセアン地域への欧米クルーズ客の誘致、日本へのアセアン発のクルーズ乗船客の誘致などがテーマ。
　基調講演に郵船クルーズ顧問の森本靖之氏ら、パネル・ディスカッションは「新たなクルーズエリアの創出に向けて」と題し、大阪府立大学大学院教授の池田良穂氏をコーディネーターに、商船三井客船常務取締役の澤伯夫氏、ミキ・ツーリストのアメリカ・カナダ・クルーズ・イタリアツアー統括部長の上村博英氏、英国デストネーション・サウスウエスト・コーディネーターのロバート・ハリソン氏、ピーティーエス・クルーズ＆レジャー営業部長の祖師英夫氏が議論する。
　詳細は下記の通り。

▽日・アセアンクルーズ振興戦略フォーラム2004
日時：12月10日　13時30分〜17時00分
場所：海運ビル2階・国際会議場（東京都千代田区平河町2-6-4）
次第：13時30分　開会、主催者挨拶
　　　13時40分　基調講演
　　　14時40分　休憩
　　　15時00分　報告：「アセアンクルーズ市場の現況と課題」
　　　15時20分　パネル・ディスカッション
　　　17時00分　閉会