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アメリカ西部5州、キャンペ好評、女性層にセドナの認知度が高まる

  • 2004年10月28日
 アメリカ西部5州政府観光局はこのほど、アメリカから7社、日本から4社が参加するワークショップ、観光促進セミナーを実施した。一般消費者向けキャンペーン「ミステリーサークル・イン・ザ・デザート」の1月から6月までの応募総数が2万1540件、ページビュー2325万7938ページビュー(PV)、そして140万台のコンピューターからアクセスと好調であった。今回のキャンペーンの結果、アクセスした層は20代から30代、50代から60代が多く、特に女性が多かったという。旅行会社に対し、お客のニーズに合った商品の造成、販売を提案。自然の魅力を中心に、観光素材を紹介した。
 デスティネーションでは、セドナの注目度が高まっている。先日開催した世界旅行博において、地名を知らない同観光局を訪れた女性はいなかったという。女性誌などで掲載され、セドナに関する観光局への問合せも多いという。ボルテックスが女性に人気。これは4大ボルテックスというベルロック、ボイントンキャニオン、カセドラルロック、エアポートメサにエネルギーが発散されていると言われており、これを利用したスパ、ホテル施設が人気だ。そのほか、国有林の中に多数のマウンテンバイク・ロード、ハイキング・ロードがあることから、シルバー向けに進めた。
 また、7月から観光PR活動を開始したニューメキシコ州について、アメリカ5州日本支局長の内藤真美子氏は、「歴史や土地柄として、インディアン、メキシコ、西部開拓者、そして底流にはスペインと様々な文化の影響を受けており、エキゾチックさが魅力」と説明。州内には3ヶ所の国立公園があるほか、美術館やギャラリーが多く、豊富な観光素材を持つことから、今後の展開に期待感を示している。